●/2222年の個人/組/歴史会(大宇宙伝統文化保管管理推進審査総合全域全権監督指導監修継承記録調査研究支援ユニバーサルヒストリープリザベーションコンサベーションローショントラディションションショションファウンデーションバケーションレギュレーションリストレーションモデレーションイノベーション歴史会)

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【対象明示】この記事は、浮遊島(空島人)を主語とした説明です。地上(地上人)については、本記事では扱いません。

はじめに:会社も雇用もない世界

2222年、あなたが知っている「会社」は存在しません。

正社員、派遣社員、アルバイト、パート、そういった雇用形態も全て消滅しています。

全員が趣味や遊びの延長で活動し、それが自然にお金になる社会です。


この記事でわかること

  • 会社がなくなった後、どうやって生活しているのか
  • 個人だけでは使えない高度な技術を使うための「組」という仕組み
  • 人工知能では管理できない文化を守る「歴史会」
  • 人工知能ができないこと、人間だからこそできること

2222年の働き方:3つの単位

2222年の社会は、以下の3つの単位で成り立っています。

単位役割感覚
個人基本的な活動単位趣味・遊びの延長
組(KUMI)高度技術を使うための協力体同じ趣味の仲間が集まる
歴史会文化・伝統を管理する組織伝統を守る

[  図:ピラミッド型の関係図  ]

  • 一番上:歴史会
  • 真ん中:組
  • 一番下(最も多い):個人

1. 個人

位置づけ

社会の基本単位。誰でも個人で活動できる。

2222年では、誰かに雇われるという概念がありません。

全員が趣味や遊びの延長で活動し、それが自然にお金になる感覚です。


特徴

  • 所属は固定ではない
    • 一人で活動する
    • 複数の組に出入りする
    • 全て自由
  • 趣味・特技がそのまま活動になる
    • イラストが好き → イラスト担当
    • 音楽が好き → 作曲担当
    • 料理が好き → 調理担当
    • など
  • 流動的な活動
    • 「今日は作曲するわ」
    • 「今日は絵本の続き描く」
    • 日によって担当が変わることも
  • 全員がマルチクリエイター/なんでも屋
    • 複数のことができる人が多い
    • 21世紀のような職業のラベリング文化はほとんどない

人間だからこそできること

2222年は高知能人工知能が社会のあらゆる場所で活動していますが、人工知能が苦手な領域では依然として人の役割は多岐に渡ります。

人工知能ができないこと

データ化できない領域

  • 言語化できない感覚
  • 五感での体験から生まれるセンス
  • 人間同士にしか伝わらないニュアンス
  • データ化できない表現力
  • 個人の経験に基づく判断

把握できない事象

  • SOTOで起こる大多数の事象(データ化されていない出来事)
  • リアルタイムで起こる人間の感情の変化
  • その場の空気感

NAKA/SOTO/AWASEどんな場面でも、個人の知識経験に基づく判断や表現力は求められます。


現代との比較

現代の一般的な雇用形態:

  • 正社員、パート、アルバイト、派遣社員など
  • 会社に雇用されている
  • 「仕事」と「趣味」は別物
  • 給料は毎月決まった額、または時給制

2222年の個人:

  • 誰にも雇われていない
  • 趣味や遊びの延長で活動
  • 「仕事」と「趣味」の境界がない
  • 自然にお金になる
  • 最低限の生活費はベーシックインカムで保障

個人でできる活動の例

  • イラストを描く
  • 音楽を作る
  • 料理を作る
  • 手書きでメニューを書く
  • おしゃべりを楽しむ
  • 味見をする
  • など

全て趣味や遊びの延長です。


2. 組(KUMI)

位置づけ

同じ趣味の仲間が集まって、高度な技術を使うための協力体。

会社ではありません。「好きなことを一緒にやる仲間」です。


組に入る・組を作る最大の理由

多くの人が組に入る/組を作る最大の動機は、次の2点:

  1. 業務用レプリケーターを使えるようになる
  2. 個人では利用制限されているLv3HB-AIを使えるようになる

[  図:個人では使えない → 組に入ると使える  ]



利用条件(重要)

個人の資格だけでは使えません。

  • 個人に能力や資格が必要
  • さらに、その資格を扱う組に所属している必要がある

例:業務用レプリケーターを使いたい場合

条件内容
① 個人の資格業務用レプリケーター操作資格を持っている
② 組への所属その資格を扱う組に所属している
③ 利用可能①+②が揃って初めて使える

特徴

人の出入りが自由

  • 気に入った組に入る
  • 抜ける
  • 掛け持ちする
  • 全て自由

組には人が自由に名前をつける

  • 例:「創作お寿司組」「なんでも温泉組」など

実績が積み上がるほど信頼が増す

  • 組として運用実績が積み上がる
  • 信頼が増し、扱える範囲が広がる
  • 実力・信用主義

組の具体例

例1:創作お寿司組

項目内容
活動内容SOTOで寿司屋を運営する
組員が活かせる特技/趣味調理、おしゃべり、味見、手書きメニュー作り、絵など
人間が担当味の微調整、お客さんとの会話、その日の気分でのメニュー変更など
人工知能が担当在庫管理、予約管理、店舗清掃など

例2:なんでも温泉組

項目内容
活動内容SOTO/NAKA関係なくあらゆるものに温泉風を足す(何を生成しても温泉要素が必ず足されるAI-PC System運営、様々なSOTOの島にミニ温泉を建てるなど)
組員が活かせる特技/趣味温泉好き、建築など
人間が担当「この場所にはこんな温泉が合う」という感覚的判断、温泉の雰囲気づくりなど
人工知能が担当建築計算、温泉要素の自動付加など

組での役割分担

組の中では、その日の気分や状況で役割が変わることも多い。

例:創作お寿司組での1日

  • Aさん:今日は調理担当
  • Bさん:今日は味見担当
  • Cさん:今日は手書きメニュー作り担当
  • Dさん:今日はおしゃべり担当(お客さんと話す)

別の日:

  • Aさん:今日は手書きメニュー作り担当
  • Bさん:今日は調理担当
  • Cさん:今日は味見担当
  • Dさん:今日はイラスト担当(店内装飾)

全員がマルチクリエイター/なんでも屋で特技が違うため、流動的に役割が変わります。


現代との比較

現代の会社:

  • 雇用契約
  • 固定給または時給制
  • 職種が決まっている(営業、経理、デザイナーなど)
  • 会社に所属し続ける
  • 退職には手続きが必要

2222年の「組」:

  • 雇用契約なし
  • 趣味の延長
  • 役割は流動的(今日は調理、明日は絵描き)
  • 出入り自由
  • 複数の組に同時所属も可能

3. 歴史会

位置づけ

人工知能だけでは管理できない領域(歴史・伝統・文化)を、人間が管理・保管・運用するための組織。

個人でも組でも、歴史・伝統分野の活動を「正式に扱う」場合は、歴史会のルール・審査が関わります。


正式名称

大宇宙伝統文化保管管理推進審査総合全域全権監督指導監修継承記録調査研究支援ユニバーサルヒストリープリザベーションコンサベーションローショントラディションションショションファウンデーションバケーションレギュレーションリストレーションモデレーションイノベーション歴史会

※大多数の暗記困難で 「歴史会」 と呼びます。
※忖度で正式名称が定まらず、候補案を全てつなげる方針でこの名前に決定しました。
※「噛まずに最後まで冷静に読み切る」という遊びも一時期流行


なぜ歴史会が必要なのか

人工知能では把握できない領域を担当。

人間の脳スキャンによる人工知能作成という技術を持ってしても、人工知能用にデータにした時点でデータ化できない領域は把握不能になります。

文化や伝統には「正解」がありません。だから人間が判断する必要があります。


歴史会が管理する分野

  • 伝統工芸
  • 文化財
  • 歴史的建造物
  • 伝統芸能
  • 古典芸術
  • 歴史的記録など

伝統を継ぐ人たち

2222年でも、伝統を継ぐ人たちはいます。

ただし、彼らも特定の職業ではなく、趣味/特技の延長です。

例:

  • 趣味/特技が「和彫」の人
  • 趣味/特技が「日本舞踊」の人
  • 趣味/特技が「陶芸」の人

こういった人たちが、人間にしか伝わらないニュアンスや感覚を次の世代に伝えながら、歴史会の審査を受けながら伝統を守っています。


仕事の依頼の流れ

2222年は「個人と個人/組と個人/組と組で依頼し合う」社会です。

[  図:依頼の流れ  ]

例1:個人→個人

  • 個人A「手書きで紙に似顔絵を書いてほしい」
  • 個人B「いいよ!」

例2:組→個人

  • 創作お寿司組「店内装飾用のイラストをお願いしたい」
  • 個人イラスト好き「やだ」

例3:組→組

  • なんでも温泉組「温泉付き建物の設計をお願いしたい」
  • 建築好き組「いま忙しいから他あたって」

関係図(全体像)

[  図:全体の関係図  ]

【歴史会】
↓ 審査・管理(人間にしかできない判断)
【組】 ← → 【組】
↓ ↑        ↓ ↑
【個人】 ← → 【個人】

・個人:趣味や遊びの延長で活動
・組:高度技術を使うための協力体
・歴史会:文化・伝統を守る
・全ての場面で人間の判断・表現力が求められる

よくある質問

Q1. 会社がないって、どうやって生活するの?

A1. ベーシックインカムで最低限の生活は保障されています。

  • 趣味や遊びの延長で活動すると、自然にお金になる
  • 報酬は案件ごと
  • 生活費の心配はない

Q2. 人工知能で人間の活動がなくなるのでは?

A2. 人間の役割は2222年でも多岐に渡ります。人工知能と人間は得意不得意な分野が違うため、互いの不得意を補う関係性で人工知能は活用されています。

高知能指数の人工知能でも、データ化できない領域は把握不可能です。


Q3. 組に入らないとできないことは?

A3. 業務用レプリケーターやLv3HB-AIを使う活動です。

例:

  • 大規模な建築
  • 複雑な製品製造
  • 高度な調理設備を使う料理
  • など

ただし、これらの活動でも人間の判断や感覚は必須です。


2222年には「職業」という概念が存在しない

2222年には、21世紀的な意味での「職業」という概念はすでに存在していません。

人々は特定の職業名や肩書きに固定されることなく、
趣味の延長として、その時にやりたい工程に流動的・自由に関わる生活を送っています。

今日は絵を描く。
今日は歌う。
今日はゲームをする。
今日はオリジナルストーリーを考える。
今日は短編小説を書く。
今日は縫い物をする。

こうした行為はすべて「仕事」でも「副業」でもなく、
その日の気分や関心に基づいた自然な行動です。

それぞれの工程から、途中段階の素材、完成物に至るまですべて自由です。

仲間や組単位で協力して何かを作ったり、個人でもアイピシィの素材としてオンラインに投稿することができます。

「職業」で考えると理解できなくなる理由

このような社会では、
「クリエイター」「営業」「事務」「接客」といった
21世紀的な職業区分で物事を考えると、多くが的外れになります。

それは、
江戸時代の灰買い業者に対して、

「え? 灰はもう傷薬にも使わないの?
あく抜きにも?
女性の頭を洗うのはどうするの?」

と、現代の感覚で一から説明しなければならないのと同じです。

用途や前提そのものが変わっているため、
旧来の枠組みでは正しく理解できません。

趣味としての創作から考える世界

そのため、2222年の創作活動を説明する際には、
「職業」ではなく「趣味がどうなっているか」という視点で考える必要があります。

人は趣味の延長で、好きな時に好きな工程に関わります。

歴史会の誕生:世界規模の文化継承組織

地球中央連邦の成功モデルを文化継承にも適用

政治の一元化に倣った組織化

政治が地球中央連邦に集約されて成功したことを受けて、文化や歴史継承の分野でも同様に世界規模の総括組織が必要と判断されました。

こうして誕生したのが「歴史会」です。

項目 内容
背景 政治が地球中央連邦に集約されて成功
判断 文化や歴史継承も世界規模で総括する組織が必要
結果 世界規模の総括組織「歴史会」が誕生

元の国や地域ごとで細分化した支部

歴史会日本歴史文化支部など

歴史会は、元の国や地域ごとに細分化した支部を持っています。

支部の例 担当地域
歴史会日本歴史文化支部 日本の歴史や文化を継承
歴史会フランス歴史文化支部 フランスの歴史や文化を継承
歴史会エジプト歴史文化支部 エジプトの歴史や文化を継承

2222年の文化や歴史継承の主体

歴史会が主体となり、様々な個人、組、地球中央連邦が協力

保全活動の中心は歴史会

2222年の世界各地の伝統や歴史継承は、歴史会が主体となり、様々な個人、組、地球中央連邦が協力して保全活動を行っています。

主体・協力者 役割
歴史会 主体となり総括
個人 歴史継承者など
組 文化保存を専門とする組など
地球中央連邦 資金援助、法整備など

歴史継承者

海面上昇の影響で変化した文化を継承する人々

歴史継承者とは

歴史継承者とは、海面上昇の浸水などの影響で変化した都市・文化・歴史を記録・保存・継承する活動を行う人々です。

項目 内容
活動内容 海面上昇の浸水などの影響で変化した都市・文化・歴史を記録・保存・継承

言語化できない領域を「人から人へ」

データだけでは伝わらないもの

歴史継承者は、言語化できない領域を「人から人へ」伝える役割を担います。

項目 内容
伝えるもの 言語化/数値化できない領域
方法 人から人へ

具体例

伝統工芸の技術

祭りの雰囲気

地域の空気感

文化の背景にある思い

追記

歴史会は最終決定機関ではあるが、各地域支部の判断と文化的自律性が尊重されている

歴史継承者は、暗黙知や身体知といった言語化できない領域を、人から人へ伝える役割を担います。

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